ストレスチェック

法人のストレスチェック義務化法が明日から実施される。
今現在、うつで仕事が出来ない立場の自分としては非常に気になる話題だが、はたしてこれを実施して現場の状況が変わるのか？という点では疑問である。
まともな会社ならこの調査を職場環境改善の手段と捉え、結果を有効活用するだろうが、現在、メンタルで現場を離れる事を余儀なくされている者が多発しているような会社では逆効果にならないか？と思う。
チェックの結果が労基局へ報告義務化、という事は余りに酷い結果の企業は労基局に目を付けられる、名前通り「ブラック企業」のレッテルを貼られるという事。
そんな会社なら報告を操作する事など何とも思わないだろう。テスト記入時に労働者に見えない圧力をかけ、正直に書かせなくするのではないか？
もちろんチェックの結果を悪用し、労働者を不利な立場の追い込む事は禁止されているという事だが、実際には建前に過ぎないだろう。
セクハラ、パワハラ、マタハラ・・・そして自殺者が3万人と交通事故の死者の3倍以上という事態になってやっとお役所が重い腰を上げた、という事に過ぎない。
もっと前向きに捉えないといけないのだろうが、今の自分にはそんな気持ちにはなれない。それが正直な気持ちである。

タグ：うつ ストレスチェック