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ミラーレス [写真]

昨日、セイコーエプソンが高性能なEVファインダー用ディスプレイ素子を発表した。

いわゆる一眼レフカメラは大きく分けて2種ある。

従来のミラーボックスと光学ファインダーでフレーミングするタイプ。大きく精密なミラーとプリズムのお陰で明るく見易いファインダー像が得られる。
AF、AE.、撮像センサーがそれぞれ別々のため、性能を追い込み易い反面、工作組み立て精度が要求される事。シャッターを切った後ミラーが上がり、シャッター幕が可動してセンサーに露光されるため、わずかにタイムロスがある事のデメリットもある。大きなミラーが動くため機械的ショックも大きい。

片やミラーレスタイプはレンズ交換可能なコンパクトカメラとも言えるタイプ。従来のミラーボックスとプリズムは無く、背面モニターや電子ファインダーでフレーミングする。
ミラーボックスが無いのでレンズ、ボディ共に設計の自由度が大きく、小型化し易い。
反面、ファインダーの切れ味ではどうしても劣る。電子ファインダーの素子の性能もまだ悪く、見え味も悪い。
像面でAFさせるのでスピード、精度もまだまだ悪い。
撮像素子をずっと可動させるので消費電力の点で苦しい。

だが基本的に電子機器のため、今回のエプソンの素子の様に今後の開発、性能向上のペース次第ではかなりの可能性が期待出来る。
20年前、まだフィルムが主力の時代、こんなに速くデジタルカメラが革命を起こすとは予想外たった。ひょっとしたら数年後、従来の一眼レフとミラーレスの立場が逆転してしまうかもしれない。



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