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デジタル化 [写真]

写真業界にとって、ここ10数年で一番の革命。それはデジタル化だろう。

以前は一般家庭でコンパクトカメラやレンズ付きフィルムで写真を撮れば町の写真屋で現像、サービス判プリントをするのが普通、気に入ったコマがあれば少し大きなサイズに引き伸ばして額などに入れて部屋に飾る。
趣味で写真をしている人はポジフィルムで撮影、高級プリントで引き伸ばしたりしてコンテストに応募したり。
町の写真屋にとってはDPサービスは店の大事な売り上げだった。
あと年末の年賀状の需要も大きかった。

それがこの10年ですっかり様変わりしてしまった。カメラのデジタル化である。
コンパクトデジタルカメラが一般化し、写真をカメラやパソコンのモニターで見るようになり、プリントするのも家のプリンターで手軽に出来るようになると用品が必要になったり、機材を買いに行くなどの場合以外写真屋に行かなくなる。

前回書いた子供写真館の台頭により撮影件数が減った影響もあり、記念撮影だけでは成り立たず、DPは店の重要な売り上げだった。ダブルパンチで経営が成り立たなくなり、閉店に追い込まれる店も急増。
学校アルバムなど、スクール関係で何とか生き残っているありさま。

その子供写真館にしても当初はメインはフィルムカメラ、それに連動させた業務用デジカメでプレゼンしていたが、一眼デジカメの画質、性能が上がり、すぐにそれにとって代わった。コスト削減と作業の簡単さが主な原因、店舗拡大に拍車をかけた。
その流れは老舗の写真館にもすぐに広がり、今ではすべての写真館がデジタル化されている。子供写真館の場合と違い、デジタルならではの修整や加工の自由さによる表現の可能性が原因ではあったが。








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